こんにちは!橘 右京(たちばな うきょう)です。
ウィル・スミスと聞いたらどんなことを連想しますか。俳優のウィル、ラッパーのウィル、もしくは子煩悩なウィルか。
そんな魅力溢れる、パワフルなウィル・スミスに関して、本日は経歴とトリビアをご紹介します。
ウィル・スミスとは?
知らない映画でもウィル・スミス主演と聞けば、とりあえず観てみようかなと思いますよね。
それだけ知名度も高く、ヒット作を連発するウィル・スミスはどんな人なのか、まずはこれまでの経歴をご紹介します。
マルチに活躍するドル箱スター
1968年9月25日アメリカ、フィラデルフィア生まれの俳優、コメディアン、プロデューサー、ラッパーです。
本名はウィラード・キャロル”ウィル”スミス・ジュニア。
非常に多才な方で、映画、音楽の各業界で成功をおさめており、ゴールデングローブ賞に5回、アカデミー賞に2回それぞれノミネート。4回のグラミー賞を受賞しました。
1980年代後半にフレッシュ・プリンスという名前でラッパーとして活躍し、その後1990年代にドラマ『ベルエアーのフレッシュ・プリンス』に出演したことで、一気に人気に火がつきます。
特にDJ Jazzy Jeff & The Fresh Princeというユニットで発売した曲はどれもヒットしています。
このドラマは全6シーズンまで制作され、名実ともにスターの仲間入りを果たします。そして、ドラマ終了後は活躍の場を映画の世界へと広げていきます。
ウィルは映画でも数多くのヒット作に恵まれ、出演作の『メン・イン・ブラック2』から『ハンコック』までの8作が連続で全米初登場1位、興行収入1億ドル超えを記録するという偉業を達成しました。
ミュージシャンとしての初心を忘れることなく再び音楽界に復帰すると、映画の主題歌等など立て続けにヒットを飛ばし、押しもおされぬドル箱スターになります。
現在も映画に音楽に活躍しつづけており、「ハリウッドで最もパワフルな俳優」と称えられています。
ウィル・スミスとの出会い
私が初めてウィル・スミスをスクリーンで観たのは、『インディペンデンス・デイ』でした。
地球滅亡の危機に瀕してシリアスな空気の中で、素手でエイリアンを殴ったり、中指をたてたりとハチャメチャなことをやる役でしたので、一瞬で記憶に残りましたね。
その後は、『メン・イン・ブラック』で大ハマりし、気分が落ち込んでいるときはウィル・スミスの出演している映画を観るようにしていたぐらいです。
陽気な役が多く、アクションしかできない俳優かなと思いきや、『バガー・ヴァンスの伝説』でとても深みのある役を見事に演じていらっしゃいました。
その後も派手なアクションと、シリアスなドラマを交互に演じて分けていて、最近では貫禄さえ感じるようになりました。
特に「素晴らしきかな、人生」では、同じ娘を持つ父親として共感したこともあり、久々に号泣した作品でした。
薬物や喧嘩ざたとも無縁の方で、ファンサービスも上手で、報道関係者ともうまく渡り合える人なんだなと日々感心しています。
これからも応援していきたい俳優さんです。
ウィル・スミスに関するトリビア
- ジェイダ・ピンケットは1990年代のドラマ『ベルエアーのフレッシュ・プリンス』で、ウィル・スミスの恋人役のオーディションを受けにきていたらしい。
- ラッパーがアカデミー賞にノミネートされたのは彼が初めて。
- スペイン語を流暢に話す。
- アーノルド・シュワルツネッガーの決め台詞が”I’ll be back!”ならば、彼は”Aw, hell no!“が決めセリフ。
- 『Mr.& Mrs.スミス』の役はブラピではなくウィルが登板する予定だった。
- 映画『ベストキッド』に出演する息子、ジェイデンのために家族全員で3ヶ月間北京に滞在した。
- “Just the Two of Us”は長男のトレイ・スミスのことを書いた歌である。
- 映画『ドリームガールズ』のカーティス・テイラー・ジュニア役はウィルが候補に上がっていたものの断ったため、ジェイミー・フォックスになった。
- スウェーデン出身のエクストリーム・メタルバンドであるソイルワークの大ファンである。
- ウィルが最も出演したことを後悔した映画は『ワイルド・ワイルド・ウェスト』である。
- 2017年カンヌ国際映画祭の審査員を務めた。