オペレーティングシステム(Operating System、略してOS)とは、ハードウェアや他のソフトウェアを制御および管理するプログラムのことをさします。
クリックしたらネットが起動する。キーボードをたたけば文字が打てる。それはすべて、オペレーティングシステムの制御のもとになりたっているわけです。
そしてオペレーティングシステムはパソコンだけでなく、スマートフォン、タブレット、スマートウォッチ、ルーターにも搭載されており、その端末の土台になっているのです。
今回はオペレーティングシステムとは何なのか、そして今の世の中にはどのよなオペレーティングシステムがあるのか、お話ししましょう。
オペレーティングシステムの種類
ノートパソコン、タブレット、およびデスクトップパソコンはすべて、何らかのオペレーティングシステムが必ず実行されています。
恐らく一度は、名前だけでも耳にしたことがあると思いますが、例えば以下のようなものがあります。
- Windows(Windows 10、Windows 8、Windows 7、Windows Vista、Windows XPなど)
- macOS
- iOS
- Chrome OS
- BlackBerry Tablet OS
- Linux などなど
あなたのスマートフォンも、AppleのiOSかGoogleのAndroidのいずれかのオペレーティングシステムを実行しているはずです。
オペレーティングシステムは、コンピューター以外の場所にも大きく関係してきます。
例えば、あなたが普段何気なく訪問しているサイトや、視聴している動画などを管理しているおおもとのサーバーと呼ばれるところも、あなたのオペレーティングシステムに合わせて最適化されているんです。
Windows Server、Linux、FreeBSDなどがこれにあたります。
このようにオペレーティングシステムはさまざまな土台となっており、アプリも密接に関係してきます。
アプリとオペレーティングシステム
ほとんどのソフトウェアやアプリは、Windows(Microsoft)やmacOS(Apple)など、1つのオペレーティングシステムで動作するように設計されています。
ソフトウェアによっては、対応しているオペレーティングシステムを明確に表示していますよね。
例えば対応OS一覧に、
Windows 10、Windows 8、およびWindows 7
という表記があった場合、それよりも古いバージョンであるWindows VistaやXPなどには対応していないということになります。
このように同じWindowsでも対応バージョンの違いというものが存在します。
そのため、ソフトウェア開発者は、他のオペレーティングシステムで動作するソフトウェアの追加バージョンも頻繁にリリースしています。
当然ながら、WindowsバージョンはWindowsでしか使用できませんので、店頭で買う際には本当に注意が必要になります。
また、オペレーティングシステムには32ビットか64ビットかという違いもあり、この違いも非常に重要です。
そして、「仮想マシン」と呼ばれる特殊な種類のソフトもあります。
これはざっくり言うと、あるオペレーティングシステムの中で別の異なるオペレーティングシステムを動かすことができるソフトのことです。
具体的に言うと、MacBookでWindowsを起動するといったことができてしまうソフトのことです。
オペレーティングシステムの違いはしっかり把握しておこう
今回は基本となるOS、オペレーティングシステムの内容とその種類についてお話ししてきましたが、いかがでしたか。
ご自身が使っているパソコンや、スマホは何というオペレーティングシステムが入っているのか、しっかり把握しておかないと無駄なものを買ってしまうこともありますので、自信がないという方はこの機会にぜひ確認しておきましょう。
それでは、今日はここまで。
See you soon!