2019年6月18日

iCloudとは何なのか?できるだけ簡単に解説してみました

iPhone10年目の私によく寄せられる質問があります。それが、

iCloudとは簡単にいうと何なの?という質問です。

思えば、iCloudといえばバックアップのことしか知らないというかたも多いかと思います。

私もそうでした。

iCloudはiPhoneユーザーとして正しく理解したほうが、サービスをより使いこなすことができますので、今回は以下の内容を解説します。

今回も元携帯ショップ店員時代に10万台以上のiPhoneを取り扱ってきたたちばなが、できるだけ簡潔に解説していきます。

iCloudとは?

iCloud.comサイト

ずばり結論から言いますと、iCloudとはApple社がインターネットを介してMac、iPhone、Windowsなどに提供しているサービスの総称になります。

iCloudという総合サービスのなかに、DropboxやGoogle Driveに似たiCloud Drive、フォトストリーム、iTunes Match、さらにはApple Musicから派生したiCloudフォトライブラリなのどが含まれているわけです。

本来はそれぞれに固有のサービス名がありますが、略してiCloudと呼ばれることが多々あることで、このへんの事情を知らない人は混乱をしてしまうのではないかと思います。

iCloudに含まれるサービス

iCloudの中身

では、iCloudにはどのようなサービスがあるのか具体的にみていきましょう。

iCloudバックアップと復元

iCloudといえばこれですよね。

このバックアップと復元のサービス名がiCloudだと勘違いしている人が多いのですが、それぐらい基本的なサービスです。

バックアップと復元は以下のことができます。

  • デバイスのデータをiCloudストレージに保管する
  • iCloudストレージに保管したバックアップデータをデバイスに戻す

当たり前すぎて何がすごいのか分からないかも知れませんので、ここでひとつ例をだしましょう。

例えば、iPhone SEからiPhone Xに機種を変更したとします。

スマホの世界では通常、この2つのデータは同じiPhoneでもモデルが違うため、データも全くの別物扱いになります。

しかし、それをシームレスに保存したり、復元したりすることができるという点がこのサービスの凄いところなんです。

デバイスを探す

正確には〇〇を探すという名称で、〇〇にはそのデバイスであるiPhone、Mac、iPadなどの名前が入ります。

以下のことができます。

  • デバイスの所在地を確認できる
  • 不正に工場出荷時の状態に戻されたらロックがかかる
  • 遠隔でデバイス上のデータを全て消す

探すことができるけど、万が一のときは盗まれる前にデータを消してしまうことができるわけなんです。

ミッション・インポッシブルのガジェットのように5秒後に自動消滅みたいな感じでかっこよくないですか?もちろん煙は出ませんけどね。

iCloud Drive

インターネット上に保管庫を作成してそこにファイルなどをいれておける、いわゆるクラウドストレージサービスのことをさします。

  • iPhone、Mac、Windowsなどどのデバイスからでもアクセス・編集ができる

え、これだけ?って思わないでくださいね。

マイフォトストリーム

これが一番混乱するサービスですね。

マイフォトストリームはざっくり言うと、iPhoneで撮った写真をインターネットを介してiPadやパソコンにも共有できる機能のこといいます。

例えば、あなたがiPhoneとiPadを持っていたとしましょう。

あなたがiPhoneで画像を保存すると、それが自動的にiPadにも転送されます。

なので、写真アプリを開いときのカメラロールにはiPhoneで撮った画像が表示されており、マイフォトストリームにはiPadで撮った写真が表示されているんです。

よって、iPhoneしか持っていないよという人は、カメラロールにもフォトストリームにも同じ写真が表示されることになり、これが混乱のもとになっているわけなんですね。

フォトストリームには他にも以下の特徴があります。

  • 写真の転送はWi-Fiのみ
  • 画像が表示される最大枚数は1000枚まで

1000枚をこえると、古いものから非表示になっていきます。

そう、「非表示」になっているだけで写真が削除されるわけではありません。

連絡先、カレンダー、リマインダー、メモなど

Apple社製のアプリのことを純正アプリなどと呼びますが、この純正アプリの多くはiCloudを利用してデバイス間で共有できます。

つまり、Macで作成した文書をiPadで編集したり、iPhoneで閲覧したりすることでできるということです。

設定も簡単で、各デバイスのiCloud設定画面でメモやリマインダーをオンにするだけでOKです。

Apple MusicとiTunes Match

Apple Musicは、AppleがSpotifyに対抗して作られたサービスで、毎月980円で音楽が聞き放題という定額制の音楽ストリーミングサービスです。

音楽をたくさん聞く人にとっては、かなりお得なサービスですし、曲をダウンロードすることもできますので、インターネット接続の場所でも楽しむことができます。

iTunes Matchはあまり話題になりませんが、かなり便利なサービスです。

例えば、Apple Musicにお気に入りの曲がないとします。そうなると、レンタルショップなどに走り、昔ながらのやりかたでパソコンにCDを読み込んでiTunesにいれます。

ここまではいいんですが、もし急な故障でパソコンが壊れてしまったりすると、そのデータも全てとんでしまいますので、もう一度CDを入手してパソコンに取り込む作業をしなくてはなりません。

それがもしCD100枚分とかになってしまうと…気が遠くなりますよね。もはや曲名も思い出せないレベルです。

そこでこのiTunes Matchを使うと、CDから取り込んだ音楽でもiCloudに保管できるようになります。

年額3980円ですが、この金額以上の価値があるサービスです。

まとめ:デバイス間共有とクラウド保管が主力のサービス

クラウド上の保管場所

さて今回の記事のポイントをおさらいします。

  • iCloudは様々なサービスの総称です。
  • インターネット上の保管庫の名前でもあります。
  • 他のデバイスで共有が簡単にできます。

もっと細かいこともあるんですが、今回は混乱を避けるためできるだけ簡単に解説をしてみました。

次回以降、各種サービスの詳細などをご紹介する予定です。

それでは、また。
See you soon!