2018/12/04

ガジェット好きの元携帯ショップ店員がBlackBerryの歴史をご紹介

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格安SIMにしたい人「安いSIMフリー機種を探していたらBlackBerryというスマホを見つけました。映画やドラマでよくみるけど、どんなメーカーなんですか?」

今回はそんな疑問にお答えします。

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BlackBerryとは?

BlackBerryの歴史

果物の話をしているのでなければ、BlackBerryと言われたらそれはかつてビジネスツールの中核を担っていたスマートフォンの老舗メーカーのことを指します。

今なおコアなファンを持つ、BlackBerryとはどのような機種なのかその生いたちを簡単にご紹介します。

カナダ製スマートフォン

BlackBerryは、カナダのBlackBerry Limited(旧:Research In Motion 以降RIM)が製造したスマートフォンですが、もとはページャーつまりポケベルからその歴史をスタートさせました。

今ではポケベルを知らない世代も多いようですが、ポケベルは短い文章を送ることができるデバイスです。たちばなが高校生の時に大流行していました。

RIMが発表したBlackBerry 850はポケベルでありながら本格的なQWERTYキーボードを搭載しており、その後の改良でメール機能が付加されていきます。

ビジネスツールの代表となる

RIMは2002年にBlackBerry 5810を発表。初めて電話機能が追加されるものの、スピーカーとマイクを搭載しておらず、電話をするにはヘッドセットとマイクが必要なデバイスでした。

同年に発表されたBlackBerry 6000シリーズはこの問題を解消しますが、やはり文字を打つことに特化しているため、モノクロ表示のままでした。

そしてBalckBerry 7000シリーズでついにカラーモニターが搭載されていきます。

その後、BlackBerry BoldCurve 8900などで黄金期を築いていき、BlackBerry StormではトレードマークであるQWERTYキーボードを搭載しない機種を発表するなど絶えず進化を遂げてきました。

このことでBlackBerryはビジネスシーンでその中核をになっていくことになり、ドラマや映画にも度々登場する人気機種となっていきます。

docomoが扱うも維持費が高く撤退

日本では2006年からdocomoが取り扱いを始めますが、BlackBerryの良さを活かすことができず、2012年には姿を消します。

当時BlackBerryを使いたいがためにdocomoに乗り換えた人も多かったのですが、日本のスマホ市場は既にAndroid搭載端末とApple社のツートップに占拠されており、法人契約に特化しようとしたことが、かえって衰退を招きます。

また、当時の料金体制にも問題がありました。

BlackBerryは通常の料金に加えてBES・BISというBlackBerry専用プランへの加入も必要不可欠となっており、そのせいで他の機種よりも1300円近く高くなってしまっていたのです。

格安SIMの登場で見直される

国内で唯一扱っていたdocomoでのサービス終了を受けて、日本国内から姿を消すかと思われたBlackBerryですが、格安SIMの登場で再び市場に戻ってきます。

格安SIMはその名の通り、安さを追求しており機種代金が安価な海外製SIMフリー機が注目されたわけです。

iPhoneと比較してもBlackBerryは約半額で手に入りますので、再び注目を浴びるのは自然ですよね。

またBlackBerryOS10からBES・BISの契約が不要となったため、格安SIMで運用しやすくなったことも復活の理由のひとつとなりました。

日本のスマホ市場が今のようにもっとオープンであればBlackBerryはもっと伸びたかもしれないと思ってしまうのは、私だけでしょうか。

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BalckBerryの今後はどうなる?

BalckBerryの今後

自社生産から撤退

2016年にBlackBerryは端末の自社生産から撤退することを発表。多くのファンが涙しました。今後、端末は外部に委託して生産するそうです。

BalckBerryOSも捨てる

BlackBerryのデメリットの一つにアプリの少なさが挙げられます。

LINEなどのコミュニケーションアプリからクーポン、銀行アプリに至るまで私たちの生活はアプリに依存していますが、BlackBerryOSはほとんどのアプリに対応していません。

そのため、BlackBerryは独自のOSを捨ててGoogleのAndroid OSを取り入れることで、アプリ不足を解消しようとしており、BlackBerry PrivDTEK50、そして自社生産最後のデバイスであるDTEK60にもAndroid OSを採用しました。

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唯一無二のデバイスであってほしい

BlackBerry歴代モデル

独自OSの撤廃や、QWERTYキーボードの廃止などモデルチェンジを繰り返しているBlackBerry。

今後も生き残りをかけて様々な試行錯誤を繰り返していくことになるとは思いますが、iPhoneやAndroid端末が登場するまではスマホ業界を牽引していた重鎮です。

その長い歴史から培った技術とブランドでこれからもずっと生き続けていって欲しいと心から願っています。