ChromebookでMicrosoft Officeは使えるのか知りたい方へ。
Windows搭載パソコンからの買い替えでChromebookを検討しているけど、Microsoft Officeが使えるのか知りたいと思っていませんか。
私も仕事でやりとりする書類や、PTA役員で使用する書類のほとんどがMicrosoft Officeだったりしますので、この点を重視される気持ちはよく分かります。
そこで、今回はChromebookでMicrosoft Officeを使用する方法を解説していくんですが…。
実は、Chromebookには既にGoogle社製の優秀なOfficeソフトがあるんですよね。
Google ドキュメントと総称されるこのソフトは、無料で使えてMicrosoftの書類も直接編集できるようになりましたので、これでじゅうぶんだったりします。
というわけで今回はこの点もあわせて、下記の内容を解説します。
この記事を書いているたちばなは、パソコン歴25年。
Windows→Linux→ChromeOS→macOSと渡り歩き、誰よりも多く経験してきた失敗をもとにできるだけ分かりやすく書いていきます。
ChromebookでMicrosoft Officeを使う方法は?
ChromebookでMicrosoft Officeを使う方法はGoogle Playストアとオンライン、そしてGoogleドキュメントを使うという3つの方法があります。
Google PlayストアでMicrosoft Officeアプリをダウンロードする
この方法は、大前提としてお使いのChromebookがGoogle Playストアに対応している機種である必要があります。
対応機種かどうかは以下より確認できます。
ChromebookがGoogle Playストアに対応しているかどうかを公式HPで確認する
上記サイトにて、「Stable Channel」という記載がある機種が対応機種になり、「Planned」は対応予定機種になります。
記載がない場合は、残念ながら対応予定がないということになります。
お使いのChromebookがGoogle Playストアに対応していることを確認できたら、いよいよMicrosoft Officeアプリを以下の手順でダウンロードします。
- ランチャーをクリックします(デフォルトでは左隅にあります。)
- Play ストアをクリックします。
- Microsoft Officeのアプリを検索します。(例えば、Microsoft Wordという感じですね。)
- アプリのページに飛んだら「インストール」をクリックします。
2019年4月からほとんどのアプリがChrome OSにインストールできるようになりました。
- Microsoft Word: 文書の執筆、編集、共有を外出先でも – Google Play のアプリ
- Microsoft Excel: スプレッドシート閲覧、編集、作成 – Google Play のアプリ
- Microsoft OneDrive – Google Play のアプリ
- Microsoft OneNote: アイデアを保存してノートを整理 – Google Play のアプリ
- Microsoft Outlook – Google Play のアプリ
- Microsoft PowerPoint: スライドショーとプレゼン – Google Play のアプリ
- Microsoft Teams – Google Play のアプリ
- Skype for Business for Android – Google Play のアプリ
ダウンロードしてさっそくクリックしたら、個人用のMicrosoftアカウントか、Office 365アカウントを使用してサインインしてください。
Officeオンラインを利用する
オンラインで威力を発揮するChromebookですから、当然ながらOfficeオンラインを利用するという方法もあります。
- Excel Online – Chrome ウェブストア
- OneDrive – Chrome ウェブストア
- OneNote Online – Chrome ウェブストア
- Outlook.com – Chrome ウェブストア
- PowerPoint Online – Chrome ウェブストア
- Microsoft Sway | 見栄えのよいニュースレター、プレゼンテーション、ドキュメントを数分で作成します
- Word Online – Chrome ウェブストア
またこれらオンラインサービスの拡張機能を使えば、Chromebook本体または、OneDriveに保存されている既存のファイルにすばやくアクセスできるようになって、非常に便利です。
もちろん、Chromeブラウザから新しいWord、Excel、PowerPointファイルを作成することも可能です。
注意:アプリ版にしかないものブラウザ版にしかないものもある
ここで、先ほどご紹介したリストをみてください。
例えばSkypeはChromebookのAndroidアプリにしか対応しておらず、オンラインでのブラウザ版にはありませんよね。
このように、同じMicrosoft社のアプリでもアプリ版にしか対応してないもの、ブラザ版にしか対応してないものがありますので、注意が必要です。
また、Microsoft Accessや、Microsoft Publisherのように、WindowsOS搭載パソコンでないと利用できないものもあります。
全てを網羅しているわけではありませんので、確認しておきましょう。
Google ドキュメントを使ってOfficeファイルを編集する
Office 365のアカウントを持っていなくても、Google ドキュメントから直接Word、Excel、PowerPointの文書を開いて編集することができます。
以前は、WordファイルはGoogle Docに、ExcelファイルはGoogle スプレッドシートに、PowerPointファイルはGoogle スライドに一度変換してから編集し、また元に戻すという作業が必要でした。
もちろん今もその方法は使えるんですが、2019年4月からは「ドキュメント、スプレッドシート、スライドでOffice ファイルを編集」機能を使って、ファイル形式を変更することなく基本的な編集ができるようになりました。
まとめ
それでは今回の内容をまとめてましょう。
- Google Play ストアに対応したChromebookならアプリを使うことができます。
- オンライン前提ですが、Webサービスもありです。
- Googleドキュメントの編集機能を使って、ファイル形式を変更することなく編集できるようになりました。
これを機にMicrosoftからGoogleに乗り換えてもOKですし、ChromebookでもMicrosoft Officeはじゅうぶん使えますので、安心していいと思います。
それでは、また。See you soon!