関西電気グループが運営するmineo(マイネオ)は、料金が安いことを武器にどんどんシェアを広げており、今や格安SIMの筆頭ともいえるほどになりました。
たちばなもBlackBerryCLASSICで運用してみましたが、ほぼ何も問題はありません。
しかし、携帯電話は人によって使い方や利用シーンが変わります。100人いれば100人の使い方があるのです。
そのため、さまざまな特徴をメリットと捉えるか、デメリットと捉えるかは、その人によります。だからこそ、体験談が重要になってきますよね。
そこで今回は、知ったmineo(マイネオ)の特徴を10個をたちばなの体験談をもとにご紹介していきます。
mineo(マイネオ)とは?
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mineo(マイネオ)は3大キャリアの回線を間借りして運用している、MVNOに分類される会社です。
格安SIM=mineo(マイネオ)ともいえるほど、あちこちでCMをみかけますし、サービス店舗も増えてきていますよね。
そこでまずは、mineo(マイネオ)の最大の特徴ともいえる回線、契約、メールについて整理してみます。
回線が3種類になった
格安SIMを使用するには、SIMフリー機を準備しないといけません。そのため、auで契約したiPhoneは3,000円払ってSIMロック解除をしないといけない、というのがこれまでの常識でした。
しかし、現在格安SIM会社は、このSIMロック解除をしないで済むよう、各キャリアの回線を準備しています。
つまり、例えばdocomoで契約したiPhoneをSIMロック解除しなくても、mineo(マイネオ)のdocomo回線プランで使用できるようにしているんです。助かりますよね。
mineo(マイネオ)はこれまで、docomo回線とau回線のみの提供でしたが、現在はSoftBank回線も追加されており、3回線とも揃えることになったんです。
最小データ契約は500MBから
格安SIMの魅力はなんといってもその安さですよね。安いプランを選ぶには、データ通信料をできるだけ少なくすることが最善となりますが、mineo(マイネオ)には他の会社にはない500MBという最小プランがあります。
自宅にも職場にもWi-Fiがあり、Wi-Fi以外ではほとんど通信しないというかたにはオススメのプランです。
mineo.jpメールが利用できる
近頃はキャリアメールを重視しない人が多いため、この特徴は無視されがちですが、mineo(マイネオ)を契約すると、新しいメールアドレスが一つもらえます。
これも他の会社ではほとんど聞かない特徴になりますので、メールアドレスが欲しいけどフリーメールは嫌だという人にはオススメです。
mineo(マイネオ)で意外と見落としがちなこと
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何事も実際に利用してみないと分からないことがたくさんあります。
格安SIMは安いだけに少々のことは目をつむらないといけないと話していた人もいましたが、人によっては無視できないことだったりします。
そこで、元携帯キャリアショップ店員の私が実際にmineo(マイネオ)を使用してみて、意外だと感じたことをまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。
時間帯によって速度が遅い
mineo(マイネオ)ユーザー間ではとても有名な話ですが、特に12時〜13時の間は速度がかなり落ちます。
どのくらいかというと、WEBページを1つ切り替えるのに約5分ほどかかるほどです。しかもこの現象は、16時〜17時、19時〜21時の間にもみられました。
たったの5分かと思うかもしれませんが、一般的に人がWEB閲覧で長いと感じる時間は2分だと言われていますので、これはかなり長いほうです。
私は契約前からその話は聞いていたのですが、実際に体験してみるとかなり長いなと感じました。
特にその時間に>GoogleMapなどのナビ。
しかしこれはキャリアの回線を間借りしている以上、どうしようもないことのようで、mineo(マイネオ)は現在新しいプランを考案しているようです。
どういうことかというと、混雑する時間帯をあえて速度制限をかける。その代りにプランを安くするという、言わば速度制限プランのようなものです。
1年以内にMNPすると違約金が発生する
mineo(マイネオ)は最低利用期間による違約金、いわゆる2年縛りはありません。
しかしその代わり、契約して1年以内にMNP、つまり番号そのままで他の会社にお引越しをしようとすると、1万円の違約金が発生します。
といことで、こまかい話をすれば、mineo(マイネオ)には違約金がありますということになります。
LINEの年齢認証ができない
LINEをガッツリやっている人にとっては結構ネックになってきます。
LINEの年齢認証って1回でいいんじゃないかと思うかもしれませんが、SIMカードを入れ替えると電話番号が変わります。
すると再度認証画面が出てくるんです。そこで認証ができなくなります。
では、年齢認証できないとどうなるのかというと、電話番号で友達を追加することができなくなってしまうんです。
とはいっても、ふるふるなどの機能を使えば追加できなくもないので、これをデメリットと捉えるかはその人次第です。
au回線でもテザリングが利用可能に
例えば、屋外で急にパソコンでネット通信をしないといけなくなった場合、スマホをルーター代わりにしてネット通信することができます。
この機能をテザリングといいますが、テザリングをするには2つの条件が必要になります。
- テザリング対応機種であること
- テザリング対応回線であること
そうなんです!回線もテザリングに対応している必要があるんです。わたしも以前auで当たり前のようにテザリングをしていたので、これは意外でした。
そんなテザリングですが、これまでのmineo(マイネオ)のau回線はテザリングに対応していませんでした。これが晴れて解禁になったんです。あとは対応機種かどうかという点だけですね。
au回線では3Gのデータ通信ができない
このことは公式HPのプラン内容比較表に書かれていますが、ほとんどのかたが見落とします。
au回線だと3Gデータ通信ができないんです。もっというと、4Gが使えない場所では通信が全くできないんです。
都会だと問題はないかと思いますが、たちばなのように田舎に住んでいる人。もしくはキャンプ大好きアウトドア派のかたには死活問題になりますので、注意してください。
家族割がスズメのなみだほどしかない
mineo(マイネオ)には家族割引という制度があります。
同一契約者の複数契約は最大5台まで。3親等以内の家族で同じく最大5台まで適用されます。
割引はなんと50円です。ないよりはいいのかな。
アプリを使わなくてもmineo(マイネオ)でんわは適用される
格安SIMにはカケホーダイはありません。その代わり、1回の通話が10分以内なら割引されるというmineo(マイネオ)でんわという有料オプションがあります。
そして、その利用条件としてmineo(マイネオ)でんわアプリを利用することとなっていますが、これはアプリからでなくても適用されます。
アプリから電話しない場合は、電話番号の頭に必ずつけないといけない番号があります。これをプリフィックス発信といいます。
mineo(マイネオ)の場合、以下の番号をつければOKです。
- 0063
- 006751
基本的に①で問題はありませんが、NTTの固定電話にかけた場合非通知になってしまいます。そのため、NTT固定電話にかけても番号が通知されるように②ができたということになります。
①はそのまま頭につけるだけです。
例)090ー△△△△ー××××の場合:0063 090ー△△△△ー××××
②の場合は、市外局番の始めの0を除いた電話番号の頭につけます。
例)06-△△△△ー××××の場合:006751 6-△△△△ー××××
手動だと面倒でしょ?アプリならこの作業を自動でやってくれるので便利なんですよ。
メリットかデメリットかはあなた次第
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実際に契約した体験をもとに10個の特徴をご紹介してきましたが、いかがでしたか。
最初にも言ったようにこれらをデメリットと感じるか、メリットと感じるかは利用シーンによって違いますので、人によって違います。
乗り換えなどを検討しているのであれば、ぜひ参考にしてみてください。
では、また!
Peace Out!