iPhoneは5年以上はOSのアップデートができるスマホ。大きな故障がなければ、長く使えるデバイスです。

高額なiPhoneをできるだけ長く使うためにも、バッテリー交換は避けて通れません。

そこで今回は、iPhoneのバッテリー交換時期の目安、料金、時間、流れから実際に筆者がカメラのキタムラでバッテリー交換をしたときの体験談までを解説していきます。

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1.iPhoneのバッテリー交換の時期

使用開始日から2年以上経過したら、バッテリーの状態に気をつかうようにしましょう。

これはiPhoneに限らず、デバイス全体に言えることなのですが、利用方法は十人十色。当然劣化具合も人によってぜんぶ違います。

そのため、完全な基準というものは存在しませんが、一般的に2年以上経過するとと劣化が目にみえて現れる頃になりますので、この頃にバッテリーの状態など少し気にかけておくといいでしょう。

気にかけておく箇所とその見方に関しては、以下の記事で詳しく解説しています。

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iPhoneの「ピークパフォーマンス性能」と「バッテリー状態」の使い方を解説しています。

2.iPhoneのバッテリー交換の目安

バッテリーの状態が80%を切ったら交換のサインです。

筆者の経験では、80%前後になってくるとバッテリーの不具合をハッキリと感じ取れる現象が出てきます。

  • フル充電から数時間で50%ぐらいになってしまっている
  • 他のアプリを起動するとiPhoneが再起動をしてしまう
  • バックアップができなくなる

などなど。このような明らかに異常と思える動きです。

こういった症状が出るのも、使用開始日から2年以上経過したときです。

3.iPhoneのバッテリー交換が無料になるケース

症状が出たら電池交換を検討しはじめるわけですが、次に気になるのは料金ですよね。

そこでまずはバッテリー交換が無料というケースをご紹介します。以下のいずれに当てはまれば無料です。

  1. Apple Care+に加入している場合
  2. 購入してから1年以内の劣化である場合
  3. リコール対象の製品である場合

それぞれ詳しくご説明します。

3-1.Apple Care+に加入している

Apple製品購入時、または購入後30日以内に加入できるAppleの保証サービス「Apple Careプラス」の保証期間内であれば無料でバッテリーが交換できます。

ただし、バッテリー状態が80%以下になっていることが条件です。

2020年9月から、日本でもApple Care+の延長が可能になりましたよね。

充電して持ち歩くことができるポータブルデバイスに関しては、バッテリー交換費用が無料になる点だけでも大きなメリットがあります。

保証に加入しているかどうか忘れた。もしくは、期間内かどうか分からない場合は、iPhone端末内と、Appleの公式ページから確認できます。

設定>一般>情報

Appleの公式ページへは以下のリンクから移動できます。

3-2.購入してから1年以内の劣化である

すべてのApple 製品には、1年間の限定保証がついており、その期間内であれば当然無料で交換できます。

ただしこれは本当にまれなケースで、工場組み立て時に何か問題があったときなど、ほぼ初期不良の際の保証ということになります。

また、限定保証内であっても、あきらかにユーザーの過失によるものであった場合は無料にはなりません。

3-3.リコール対象の製品である

Apple側の製品管理に問題があり、それが原因で不具合が出た際の場合です。これを、Apple 修理サービスプログラムと呼びます。

特定のモデル、製品番号のものに適用されまですので、これも1年以内の劣化同様、めったにないです。

該当する場合は、Apple公式ページにてアナウンスされますので、それに当てはまれば無償で交換・修理対応をしてくれます。

Apple製品を使うのであれば、知っておいたほうがいい情報のひとつですので、以下のリンクをブックマークしておくと便利です。

4.iPhoneのバッテリー交換料金

Apple Careプラスの補償期間内であれば無料ですが、保証外であった場合は有料になります。

料金は常に変動していると考えてください。そのため、バッテリー交換を視野に入れたらまずは公式ページで現在の料金を確認します。

一般的にバッテリー交換費用は、年月が経てば経つほど少しずつ安くはなりますが、逆に高くなるモデルもあります。これは以下のような理由からです。

  • バッテリーの形状が変わって生産量が下がっている
  • 部品が入手困難になっている

よって、バッテリー交換の必要性を感じたらまずは、公式ページで料金を確認するようにしましょう。

5.iPhoneのバッテリーを交換する方法

いよいよバッテリー交換をするということになれば、次は方法ですよね。方法は全部で3つあります。

  1. 店舗に持ち込み修理する
  2. 配送修理を依頼する
  3. 自分で交換する

3つとはいいましたが、自分で交換するという方法には、大きなリスクがあります。

自分で交換してしまうと、それ以降何があってもAppleのサポートを受けられなくなります。

Appleは基本的に他人に自社製品を触らせませんので、Apple直営のApple Storeか、Apple認定の業者に依頼したほうがいいでしょう。

ちなみにApple認定業者は、Apple正規サービスプロバイダと呼ばれており、日本ではの以下の4社になります。

他の業者や店舗は、いくらご立派な肩書きを並べていてもAppleが認めているというわけではありませんので、注意してください。

したがってここでは、Apple認定店舗への持ち込みと配送修理という2つの方法に絞って説明していきます。

5-1.店舗に持ち込み修理する

Apple正規サービスプロバイダか、Apple直営のApple Storeのいずれかの店舗に持ち込む方法で、ほとんどの場合、その日のうちに修理が完了します。

ケースバイケースですが、かかる時間は平均5時間ほど。できれば余裕を持って1日は見ておいたほうが無難です。

ほとんどのかたがこの方法をとることになりますが、最大のデメリットは完全予約制であること。店舗の規模と時期によっては、来月まで空きがないという場合もあります。

わずか数分の差で予約が埋まってしまうこともありますので、予約をする際はAppleのサポートアプリから行うといいでしょう。

Apple サポート
Apple サポート
開発元:Apple
無料
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IMEI番号などを入力する手間を省けますので、よりスムーズに予約を取ることができますし、リスケジュールも簡単です。

5-2.配送修理を依頼する

オンラインで修理を依頼することができます。支払い方法は、クレジットカードと、代引きの2つが選択できますが、修理完了まで7日~10日ほどかかる場合があります。

基本的にその間の代用機はありませんので、この方法でバッテリー交換を依頼するかたはほとんどいません。

ちなみに配送修理のなかに、エクスプレス交換サービス(ESR)というものもあります。これはApple Careプラスに加入していることが前提になりますが、修理依頼品を運送業者さんに渡す際に新品のiPhoneをその場で受け取れるというサービスです。

ただしこの方法は、支払い方法がクレジットカードに限定されており、修理の結果バッテリー以外にも故障箇所が見つかった場合は、有料になります。もちろんその時点での修理キャンセルもできません。

6.iPhoneのバッテリー交換の流れ

店舗への持ち込みか、配送修理かという2択であれば、短時間で作業が完了し、その日のうちにiPhoneを持ち帰れる、店舗持ち込みがベストだということはお分かりいただけたかと思います。

そこで、店舗へ持ち込んで交換を依頼する際の大まかな流れを確認していきましょう。

1
Appleの正規サービスプロバイダ予約を入れる

空き時間に一旦予約を入れて、その後キャンセル待ちをするのがオススメです。
前述のとおり、Apple純正アプリの「サポート」から行うとスムーズですので、まだアプリを入れていないかたはアプリをダウンロードしておきましょう。

2
iPhoneのデータをバックアップしておく

バッテリー交換だけでデータが飛んでしまうなんてことはありませんが、万が一の予防策。
店舗でもバックアップをしたかどうかの確認ありますので、必ずバックアップをとっておきましょう。

3
バッテリー交換してもらう

予約当日に持ち込んでバッテリーを交換してもらいます。

6-1.バッテリー交換時の注意点

バッテリー交換時に気をつけておきたいことがいくつかあります。

  1. 画面保護フィルムやケースは外しておくこと。
  2. 最新のOSにアップデートした後にバックアップをとること。

iPhoneにはネジ穴がありませんよね。

そのことからも分かるように、iPhoneの筐体とディスプレイは特殊な接着剤で取り付けられています。そのためディスプレイ保護フィルムとケースが付いていると作業ができません。店舗で外してもいいか聞かれますが、事前に外しておけくと、店員さんも安心して作業ができますので、事前にキレイに外しておきましょう。

次にOSのアップデートです。

バッテリー交換で持ち込んでも、念の為他の箇所に問題がないかのテストをします。このとき、最新のOSのバージョンになっていないと正確なテストができません。

その場でアップデートを進められますが、その場でアップデートしてしまうと、バックアップ時とOSバージョンの相違が発生してしまい、データの復元がうまくいかなくなることがありますので、事前にゆっくりアップデートしておくことをオススメします。

7.カメラのキタムラでバッテリー交換したときの体験談

最後に筆者がカメラのキタムラで、数年前にiPhoneのバッテリー交換をお願いしたときのことを、ご参考までに書いておきます。

7-1.バッテリー交換にかかった料金

iPhone 8 Plus、Apple Care+未加入で、当時5,940円。工賃などの加算は一切なく、Appleの公式ページに書かれていた金額ポッキリでした。

カメラのキタムラは、バッテリー交換完了後に店内で販売している保護フィルムとケースを有料で取り付けてくれるサービスを行なってました。

お願いすれば、商品代+1,000円ぐらいでできるようでしたが、筆者は特にお願いはしませんでした。

7-2.バッテリー交換完了までの時間

ジャスト35分。その日のうちに終わります。

筆者の地元のカメラのキタムラはショッピングモール内にあるので、モールで時間潰しをしていたらアッという間でした。

7-3.バッテリー交換に伴うデータの消失

キタムラさんいわく、「バッテリー装着後の再起動や通電テストでデータが消えてしまう可能性があります」とのこと。確かに絶対にないとは言い切れませんが、確率はかなり低いと思います。

データのバックアップをしていなかったときは、「データ飛んでも責任は問いません」という旨の誓約書にサインをすることになります。

8.まとめ

iPhoneのバッテリー交換をする時期や、方法を解説してきました。

要点をまとめます。

  • バッテリー状態をみて80%より下がったら交換のサイン。
  • Apple Care+に加入していれば無料で交換可能。
  • バッテリーの診断も店舗への予約もApple純正アプリ「サポート」が便利。
  • 店舗持ち込みであれば当日中に完了して持って帰れる。

今後iPhoneのバッテリー交換をする際の参考にしてみてください。

それでは、また。
See you soon!