Apple WatchでMacのロックを解除する方法とその仕組み

Apple Watchをした手でMacBookを開く

Apple WatchでMacのロックを解除できるって聞いたけど、どうすればできるの?あと、それってどんな仕組みなのか知りたいな。

今回はこんな質問に、

  • Apple Watch Series 4 GPSモデル
  • iMac (21.5-inch, Late 2015)
  • iPhone XS Max

利用中のたちばなが、お答えしていきます。

目次

「Apple WatchでMacのロック解除」機能とは

Apple Watchを装着した状態で、Macのスリープ解除(何かキーを押すか、MacBookのディスプレイを開く)すると、ロックを自動的に解除できる機能です。

具体的にはこんな感じです。
Macのキーを押すと以下の画面に。

Apple WatchでMacの解除をしているときのMac側の画面
Photo by Apple

Apple Watchが軽く振動してこのような表示が。

Apple WatchでMacが解除された旨のメッセージ

ロック解除完了。

ロックを解除するための長いパスワードの入力を省略できるので、Touch ID非搭載のMacではかなり重宝する機能です。

パスワードリクエストの承認

Apple WatchでMacのロックを自動解除するための設定を行うと、他にも以下のことができるようになります。

  • アプリのインストールを許可する
  • メモや環境設定のロック解除する
  • パスワードの表示を許可する

いずれも長いパスワードを入力する代わりに、Apple Watchを操作するだけで完結します。

考え抜かれた仕組み

Apple社の副社長Craig Federighi氏が、ポッドキャスト「The Talk Show With John Gruber」に出演した際に、その仕組みを説明しています。

簡単に言うと、こうです。

この仕組みには以下の2つのテクノロジーが利用されます。

  • Bluetooth LE 4.0
  • Wi-Fi 802.11 ac

そして仕組みがこちら。

  1. Bluetooth Low Energyを使って、Apple Watchの検出と接続を確立する。
  2. Macから、P2PのWi-FiでApple Watchに信号を送る。
  3. 送られた信号がどのくらいの時間で返ってくるかを測定。
  4. 測定結果に基づいて、相手の特定と距離を自動計算。
  5. ロックを解除する。

Apple Watchでの承認作業が完了するまで、体感で2秒ほどなんですが、そのたった2秒の間にこれだけのことが起きているんですねぇ。

パスワードを入力しなくてもログインできてしまう“オートログイン”は、誰でもログインできてしまうのではないかと心配になりますが、相手を特定するプロセスがしっかり組み込まれていますので、安心して使えます。

Apple WatchでMacのロックを解除する際の2つの注意点

Apple Watchの自動ロック解除を使用する際は、注意しておかないといけない点が2つあります。

利用条件を満たしていること

この機能は、Apple WatchとMacがあれば誰でも使えるというわけではありません。

モデルに加え、OSやWi-Fi、Apple IDなど設定面でもいくつか条件があります。

まずはモデル名から。

watchOS 3 以降macOS Sierra 以降
  • Apple Watch (第1世代)
  • Apple Watch Series 1
  • Apple Watch Series 2
  • Apple Watch Series 3
  • Apple Watch Series 4
  • Apple Watch Series 5
  • MacBook (2015年以降に発売されたモデル)
  • MacBook Pro (2013 年後期以降に発売されたモデル)
  • MacBook Air (2013年以降に発売されたモデル)
  • Mac mini (2014年以降に発売されたモデル)
  • iMac (2013年以降に発売されたモデル)
  • iMac Pro (すべてのモデル)
  • Mac Pro (2013 年以降に発売されたモデル)
  • ちなみにMacの場合、以下の場所から簡単に確認できます。

    (アップルマーク)>このMacについて>システムレポート>ネットワークの中のWi-Fi>自動ロック解除

    iMacの自動ロック解除対応状況

    次に設定、および状態です。

    • Apple IDに2ファクタ認証が設定されていること。
    • Apple Watch、iPhone、Macに全て同じApple IDを設定すること。
    • Apple Watch、iPhone、MacのBluetoothがオンになっていること。
    • Apple Watch、iPhone、Macが同じWi-Fiに接続されていること。
    • Apple Watch、iPhone、Macともに最新のOSにアップデートされていること。
    • Apple Watchを装着し、パスコードロックを解除している状態であること。

    射程範囲が4m前後あること

    実際に使ってみると分かりますが、結構離れた場所からでも自動でロックを解除できます。

    Apple Watchを装着した状態で、隣りの部屋にいる状態からでも、ロックを解除できた経験があります。

    調べてみると実際に検証した方の記事がありましたので、ご紹介します。

    自動ロック解除が有効になる距離を調べてみた結果、4mとわりと長い距離で自動ロック解除されてしまうことが分かりました。

    リブウェル!「Apple WatchでMacのロック解除、ロック解除できてしまう距離を測ってみた」より

    職場や学校など、本人が近くにいるときに他人が誤ってMacにキーを押してしまうような環境にある場合は、利用を控えたほうがいいかもしれません。

    Apple WatchでMacのロック解除を設定する手順

    手順の途中で各種パスワードの入力を求められることがありますので、以下の2つを用意しておきます。

    • Apple Watchのパスコード
    • Macのパスコード

    設定はMacで行います。まずは、大まかな手順から。

    1. システム環境設定をクリックする
    2. 「セキュリティとプライバシー」クリックする。
    3. 「Apple Watchを使ってアプリケーションとこのMacのロックを解除」にチェックを入れる。
    4. Macのロック解除時のパスコードを入力する。

    続いて画像つきで、詳しく解説していきましょう。

    1. (アップルマーク)からシステム環境設定をクリック。アップルマークからシステム環境設定をクリックする
    2. 「セキュリティとプライバシー」をクリック。システム環境設定の中のセキュリティとプライバシーをクリックする
    3. 「Apple Watchを使ってアプリケーションとこのMacのロックを解除」にチェックを入れる。「Apple Watchを使ってアプリケーションとこのMacのロックを解除」にチェックを入れる。
    4. ディスクのロック解除を求められるので、Macのロック解除時のパスコードを入力。

    これで完了です。

    まとめ

    今回は、Apple WatchでMacのロックを解除する仕組みと、その方法をご紹介しましたが、いかがでしたか?

    • Apple Watchをもっている。
    • Touch ID非搭載のMacをもっと便利に使いたい
    • Appleの連係機能を堪能したい

    そんなあなたにピッタリの機能だと思いますので、ぜひ試してみてください。

    それでは、また。
    See you soon!

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