ども!橘 右京(@nobitemasu)です。
いきなりですが、2ファクタ認証、ちゃんと設定していますか?
設定が面倒だとか、毎回コードを入力するのが面倒だとか誤解していませんか?
2ファクタ認証は、パスワードを知られてしまってもアカウントを保護できる最強のセキュリティ対策なので必ず設定してください。
準備するものはSMS契約をしているiPhoneだけでOKなんですよ。
ということで、今回は2ファクタ認証の設定方法を解説していきます。
2ファクタ認証とは?
名称が似ていることから2段階認証と混同してしまいがちですが、2段階認証はパスワードの他に秘密の質問の答えを求められるパターンの認証方法のことで、2ファクタ認証とは根本が違います。
また2ファクタ認証の場合、例えパスワードが他人に漏れてしまっても本人の許可がないとログインできないことになりますので、とても高いセキュリティを維持することができるようになります。
新しいデバイスにはじめてサインインするときは、2 種類の情報 — すなわち、パスワードと、信頼済みのデバイスに自動的に表示される 6 桁の確認コードが必要になります。
このコードを入力することが、新しいデバイスを本人が信頼したことの確認となります。
一度サインインしたら、完全にサインアウトするか、デバイスの全情報を消去するか、またはセキュリティ上の理由からパスワードを変更せざるを得なくなった場合を除いては、そのデバイスで再び確認コードの入力を求められることはありません。
Web上でサインインするときは、ブラウザを信頼するかどうかを選択できます。信頼した場合は、そのコンピュータから次回サインインするときに確認コードの入力が不要になります。
2ファクタ認証は、iOS 9以降のiPhoneとiPad、およびOS El Capitan以降のMacで利用できる機能です。
iPhoneで2ファクタ認証を設定する方法
それでは実際の設定方法に入りますが、前提としてSMS機能が使えないと2ファクタ認証はできません。
SMSとはショートメッセージサービスの略で、電話番号のみで70文字の程度のテキストメッセージを送受信できるサービスです。
最近の格安SIMが提供しているプランの中には、このSMS機能がないものがありますので注意してください。
2ファクタ認証をオンにする
まずは2ファクタ認証機能をオンにしますが、OSのバージョンによって多少違いがあります。
iOS10.3またはそれ以降のバージョン
- 設定アプリを開きます。
- 一番上のご自身のアカウント名をタップします。
- 「パスワードとセキュリティ」をタップします。
- 「2ファクタ認証」をオンにします。
- 「続ける」をタップします。
iOS10.2またはそれ以前のバージョン
- 設定アプリを開きます。
- iCloudをタップします。
- 「Apple ID」をタップして、「パスワードとセキュリティ」を選択します。
- 「2ファクタ認証」をオンにします。
- 「続ける」をタップします。
信頼できる電話番号を登録する
次に信頼できる電話番号というものを求められます。
これは、電話認証やテキストメッセージを常に受け取ることができる番号という意味になりますので、必ずご自信のiPhoneの電話番号を入力してください。
入力する番号を決めたら、さっそく認証しないといけませんので、電話認証かテキストメッセージで受け取るかを選択します。
完了したら「次へ」をタップします。
受け取った認証コードを入力する
あなたが入力した電話番号宛に認証コードが送られてきます。
受け取ったら入力をして、設定は完了です。
2ファクタ認証はあなたのAppleデバイスを守ります
宣伝用の決めゼリフに聞こえると思いますが、実際に高いセキュリティを確保することができます。
また、「AppleデバイスはiPhoneしか持っていない」という場合でも利用できますので、ぜひ設定してみてください。
それでは、また。Peace Out!