Androidユーザーなら使わないまでも必ず知っておきべき。
Googleサービスはあなたがいつどこで何を検索したのか、そのデータを集めて分析しています。もちろんそのおかげで私たちは便利で快適なサービスを受けられるわけですが、さすがにその情報が永久に残ってしまうことには違和感がありませんか?
でも大丈夫。アクティビティと呼ばれるそれらの情報(位置やアプリ利用などの履歴)は、決められたスパンで自動的に削除することができます。選択肢は全部では3つです。
- 3ヶ月後に削除する
- 18ヶ月後に削除する
- 手動で削除する
もちろん自動で削除して欲しくない場合は、途中からでもデフォルト設定に戻すことができます。
というわけで、今回はGoogleアクティビティの自動削除設定または、解除する方法を解説していきます。
手順は、Android 8(Oreo)をベースとしたColorOSを搭載したOPPO AX7およびAndroid 9(Pie)を搭載したHUWAEI nova lite 3使用してテストしております。
Googleアクティビティとは?
ここで少しおさらいをしておきましょう。
Androidスマートフォンには、Googleアカウントを設定するようになっていますよね。
Googleアカウントはセキュリティ、場所、ダウンロードしたアプリやその位置にいたるまで、あなたに関するあらゆる種類の情報を保存してくれています。もちろんそのなかには、課金情報や連絡先などの情報も含まれています。
その中でも、【アカウント履歴】の【データとカスタマイズ】というセクションには、アクセスしたWebサイト、使用したアプリ、移動した場所を監視している機能があります。これがいわゆるGoogleアクティビティと呼ばれるもので、一定期間が経過したらその情報を削除するように設定できるわけなんです。
Googleアクティビティを自動削除設定を変更する方法
自動削除機能を設定すると、ロケーション履歴を含むすべてのGoogleサイトおよびアプリでのアクティビティを一定期間経過すると自動で削除されるようになります。手順は次のとおりです。
- 設定をタップします。
- Googleサービス(もしくはGoogle設定)をタップします。
- Googleアカウントをタップします。
- データとカスタマイズをタップします。
- アクティビティ管理のウェブとアプリのアクティビティをタップします。
- アクティビティの管理をタップします。
- 自動削除を選択をタップします。
- お好みのオプションを選択します。【手動で削除するまで保持する】(これはデフォルトのオプションです)、【18か月間保持】、または【3か月間保持】から選択できます。
- 次へをタップします。
- OKをタップして完了です。
自動削除期間を変更するときや、自動削除しないときも同様の手順で設定をしなおしてください。
では、ここでこの設定に関してとよく聞かれることがあります。それが、こちら。
Webアクティビティやロケーション履歴はどのくらいの期間保持する必要がありますか?
どれぐらいかと言われれば、それは個人の使い勝手によります。つまり短くていいという人もいれば、長くないと困るという人もいるということです。
なぜか。理由はこうです。
Googleはあなたが使ったアプリや、検索したワードの履歴などのデータを集めてあなたについて学習していきます。近くのコンビニについて調べたことがるなら、次に地図検索をした際に目的地の近くにあるコンビニの情報を掲載するようになりますし、不要な情報は検索結果の下の方に移動するなどあなたの使い勝手がよくなるようどんどんカスタマイズされていくわけです。
どれぐらいの期間の情報を保持するべきなのか、Googleからの明確なガイダンスはありませんので、使いながらその結果に応じて変更していくしかありません。
たとえば、自動削除の期間を3ヶ月に設定してみて、検索結果や推奨内容に不満があれば18ヶ月に変更するといったぐあいです。
Googleはサービスです。使う人が使ってみてどう感じるのかそれに応じて臨機応変に設定を変更していくことで、よりあなたにあったものになっていきますので、どんどん設定を変更してみてくださいね。
それでは、本日はここまで。
See you soon!