こんにちは!橘 右京(たちばな うきょう)です。
みなさ〜ん!美味しいチョコレート食べてますか〜?「国内産のチョコもいいけど、何か美味しいチョコが食べたい!」
そんな無性にチョコが食べたくなったあなたに、ベルギー出身のたちばながベルギーチョコのアレコレを本日はご紹介します。
ベルギーといえばチョコ!チョコといえば?
一時期ベルギーチョコがブームでしたよね〜。あれ以降、「チョコといえばベルギーだ!」と認識している方も多いかと思います。
そんな知名度があがったベルギーチョコですが、数あるブランドの中でも、特に信頼のある厳選方法があるのをご存知ですか?
聞いたことがある方もいっらしゃるかもしれませんが、それがベルギー王室御用達に選ばれたブランドです。
ベルギー王室御用達とは?
これは文字どおり、ベルギー王室の認定を受けたブランドのことです。
厳格な審査を通過したブランドだけがLES FOURNISSEURS BREVETÉS DE LA COUR DE BELGIQUEとして王室に納品できるようになり、また商品やお店にベルギー王室の紋章を掲げることを許されるようになります。
また、選ばれたからといって安心はできません。審査は5年に一度見直されますので、努力を怠ると下剋上が待っています。
この高い水準の審査のおかげで、確かな品質を保つことができているのです。
なおこの審査は、部門別になっていおり、チョコレート以外にも様々な会社や職人が登録申請できるようになっていますので、ぜひHPで一度みてくださいね。
2016年ベルギー王室御用達チョコ部門ブランド一覧
では現段階で最新である、ベルギー王室御用達に選ばれたチョコブランド8個をご紹介していきましょう。日本でもお馴染みのあのブランドも出てきますよ〜。
レオニダス(Confiserie Leonidas sa)
ギリシア生まれのパティシエ、レオニダス・ケステキディスが1913年にブリュッセルに創業。
創立者と同じ名前を持つ、古代ギリシアのレオニダス王のロゴマークで知られるレオニダスは、100%ココアバターで作ったチョコレートを主力商品にしており、ベルギー人のハートを掴んでやまないブランドです。
看板商品はレオニダスマノンと呼ばれる、ヘーゼルナッツをチョコレートで包んだもので、今日もベルギーのいたるとこにあるお店で、道ゆく人の足をとめていることでしょう。
大須にレオニダスのチョコが売ってるとこあるって聞いたから昨日行ってきたんだけど一個ずつ量り売りで売ってもらえるのもありがたいし王室御用達チョコなだけあってめっちゃ美味しい。最高。 pic.twitter.com/Tg7stIslcL
— カナト (@asagi_kanato) May 6, 2017
ガレ(Galler Chocolatiers sa)
リエージュの職人、ジャン・ガレーが1976年に創業したチョコレート店。
板チョコメーカーでも知られており、日本でも一口サイズのかわいいパッケージで知られており、一部商品はスーパーやコンビニで買うことができます。
日本でもすっかりお馴染みになりました、24種類の板チョコがありますよね。様々な味を食べれるので、贈答品としても喜ばれる商品です。
https://twitter.com/ahnpntm_PG/status/840878667194556416
ガレ公式HPはこちら
ゴディバ(Godiva Belgium sprl)
ドラップス家が始めたショコラティエ・ドラップスが前身となり、その後1945年にゴディバに改名。
1949年にフラッグショップをブリュッセルのグラン・パラスに開いてから一気に知名度が上がりました。
レディー・ゴディバの伝説に由来するゴディバは、私が最も好きなブランドの一つで、厳選されたココアと最高の技術で作られています。
そのため、チョコとしては高級品になりますが、本社付近にはアウトレットもあるので、多少傷がついていてもたくさん欲しい方にはオススメです。
マリー(Mary nv)
1919年にマリー・デュレックによって創業されたチョコレート店。
創業者が女性ということもあり、味はもちろんパッケージにもこわだりがあるブランドです。
通常日本では販売されておらず、バレンタインなど特な時期にしかお目見えしません。また、日本にはすでにメリーというチョコレートメーカーがあるため、日本ではマダム・ドリュックとい名前で販売されています。
ブリュッセル土産のMaryのチョコ。日本ではマダムドリュックという名前でバレンタイン時期のみ購入できます。お店のマダムと話しながら1粒1粒選んだのを思い出しながら、美味しい紅茶やコーヒーとともにいただく至福の時。 pic.twitter.com/NKTp79AHlv
— tarte-ispahan (@tarte_ispahan) October 3, 2015
ノイハウス(Neuhaus nv)
1857年、スイスの薬剤師であるジャン・ノイハウスによって創業されました。
苦い薬をチョコレートでコーティングしたのが始まりだと言われています。薬の販売はもうしていませんが、ゴディバと人気を二分している高級チョコレート店です。
クリームやナッツをチョコレートで包んだ一口サイズのチョコレートであるプラリネや小さな仕切りのチョコレート専用箱バロタンを発明しており、チョコレートの歴史に大きな功績を残したブランドです。
ヴィッタメール(Pâtisserie Wittamer & Co sa)
1910年、オーストラリア出身のアンリ・ヴィタメールによって創業されました。
ブリュッセルのグラン・サブロン広場に初めて店舗を構えてケーキ専門店としてスタートし、1960年に三代目オーナーがチョコレートを始めました。
チョコレート好きの間ではゴディバやノイハウスよりも美味しいと評判で、日本でも中部・関東・関西にそれぞれ店舗があります。
長い歴史を持ちながら現状に満足せず、常に斬新なアイディアで新しいチョコレートも精力的に発表しています。
JR名古屋高島屋のメール会員限定のヴィッタメールのチョコ!どちらも甘くて美味しかったよ♪これで無料なんてすごすぎ☆ http://t.co/8zqHdexfKd #cameranコラージュ pic.twitter.com/b6VQLvFulW
— ひなぎく・ミソジェンヌ (@hinagiku1101) January 22, 2014
ピエール・マルコリーニ(Pierre Marcolini Group)
1944年、パリのフォションでの修行経験もある、ベルギー生まれの職人ピエール・マルコリーニによって創業されたチョコレート店。
マルコリーニはショコラティエ、パティシエ、ジャムや砂糖菓子の専門職人であるコンフィズリエ、アイスクリーム職人のグラシエの4つの資格を持っており、カカオの選別から焙煎、粉砕、調合、精錬までの全ての工程を自身が行うという徹底ぶりから鬼才と呼ばれている職人です。
小さめのサイズで、砂糖やミルクを控えたほろ苦いチョコレートが特徴のピエール・マルコリーニは、価格がとても高く、しばしば批判の的となります。しかし、甘すぎないビターなチョコレートが好きな人には、絶品といえますね。
優待じゃないけど…カタログギフトで選んだピエールマルコリーニのチョコが到着☆チョコレートはここのが一番好きです(*´︶`*)♡美味しすぎる~(^w^) pic.twitter.com/e84HnTO8n1
— 桐畑ひかる (@kiri_hika) May 18, 2017
ヴァンデンダー(Van Dender bvba)
1957年にシャルル・ヴァンデンダーの創業したパティスリーを、息子エルマン・ヴァンデンダーが1988年にチョコレート店してオープンさせ、2008年から王室御用達になっています。
チョコレートの質を保つため、店はブリュッセルの1店舗のみとしている職人気質のお店で、2003年にはベルギー王室皇太子ご成婚のウェディングケーキやデザートなどを担当しました。
オーナー自らプランテーションでカカオを厳選し、ブリュッセルのショップに併設されているアトリエで自ら豆から精製しています。
そのこだわりが味となって出ており、多くのファンを抱えるショコラティエです。
https://twitter.com/ayaya_619/status/833644266731638784
他におすすめのブランドは?
ここまでは、2016年にベルギー王室御用達に選ばれたブランドをご紹介してきましたが、もちろんこの他にもたくさんのブランドがあります。その中でおすすめできるのは、「コートドール」です。
「コートドール」は19世紀後期に誕生した老舗
5年前まで王室御用達に選出されていたコートドールは、西アフリカ黄金海岸の地名をブランド名にしており、アフリカの象徴である純白の象をシンボルにして、世界中の人に感動を与えてきました。実に130年以上愛され続けてきている老舗です。
チョコレートだけでなく、ワインの製造やレストラン業にも進出しており、日本でもスーパーやコンビニなどで見かけるようになったコートドールは、私が最も愛用してきたブランドの一つです。
KALDIにて購入したこちらのコートドールのチョコレートがとてもおいしい。ノアーデノアー。ミルクもビターも買う!食べる(*ˊᵕˋ*)♡チョコ好きさんぜひ!厚めの板チョコ2枚入ってて540円だった pic.twitter.com/Q2ByORWh5Y
— ちよこ@ティアブレ・紅花 (@59wizstar) May 3, 2017
コートドールバー(トリュフ)のお味は?
いよいよ食べたくなって今回大人買いしたのは、こちら。コートドールバーのトリュフです。
コートドールバーにはミルク味もあるのですが、今回はあえてトリュフの方にしてみました。輸入菓子でこの値段は、大人買いしても安い方だと思いますよ。
ふわっとした柔らかさと嫌味のない味
フィルミを剥がしていくと、お馴染みのゾウさんマークがお目見えします。見た目少し粉っぽいんですが、ほどよい固さの中にしっとりとした食感のチョコが出てきます。
決してガチガチな感じではなくソフトな食感です。甘すぎず、ちょうどいいところです。スニッカーズよりは甘さ控えめですが、国産のチョコバーよりは甘いです。
室温で保存OK!大人買いに最適
室温でも溶けることがなく、一人で食べようと思ったら1日はかかる甘さです。
疲れたときに、本格ココアの老舗チョコで頭に栄養を与えてみてはいかがでしょうか。