2019/06/01

格安スマホの購入で知っておかないと困る白ロムとSIMフリーの意味

白ロムとSIMフリーの違い

    ども!橘 右京(@nobitemasu)です。

    AmazonやYahoo!オークションでスマホを買ったけど、ロックがかかっていて使えなかった。そんな経験ありませんか?

    それは購入前に「SIMフリー」か「白ロム」であるかということをしっかり確認していないと、起きてしまいます。

    白ロムはロックのかかった中古スマホ、SIMフリーはロック解除されたスマホという意味なのですが、商品詳細欄には他にもいろんなことが書いてありますので、みているうちい混乱してしまうことがありますよね。

    そこで、今回はスマホ購入に役立つ、白ロムとSIMフリーの違いを丁寧に解説していきたいと思います。

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    小劇場「無効なSIMというエラー」の巻

    皇帝ペンギン親子

    今回の相談者はペンギンパパさんです。

    パパさんは現在LINEモバイルでiPhone6を使っています。

    安いiPhoneを発見

    電池の持ちもあまりよくないので、そろそろ新しいiPhoneが欲しいのですが、最新モデルは高くて手が出ません。

    そこでAmazonを物色していたら、4万円のiPhone8を発見!新品未開封ということなのでさっそくポチっと。

    新しいiPhoneの開封の儀

    さっそく手元に届いたiPhoneを開封してアクティベートしようとしたら、なんと!無効なSIMだという表示が!!!

    なんでなんで!!

    再度ショップの商品詳細を確認したら白ロムの表記が

    Amazonの商品詳細を確認すると、「白ロム」の表記が・・・。なくなく元払いでAmazonに送り返して何とか一部返金してもらいました。

    たちばなパパさん大変でしたね^^;新しいiPhoneが手に入らなかったばかりか、返金も一部しかしてもらえず後悔が大きいことと思います。

    Amazonはこのようなケースでも返金対応してくれますが、ヤフオクや楽天などほかのオンラインショップでは、購入者側の責任として掛け合ってはくれません。

    では、今回のケースの原因は何なのでしょうか。

    安さのあまりテンションがあがってしまい、白ロムという表記を見落としてしまったことですよね。

    商品詳細欄に記載されている「SIMフリー」や「au版白ロム」などの用語を正しく理解しておきたいところです。

    そこで、このSIMフリーや白ロムなどの用語の意味を改めて整理してみましょう。

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    SIMフリーとは?

    SIMフリー

    まずは、SIMフリーの意味についてです。

    これは特にau、docomo、SoftBankの日本3大キャリアが関係してきます。

    解約防止の縛りがSIMロック

    例えばauで購入したiPhoneはSoftBankでは利用できません。これはau版iPhoneにSIMロックがかかているためです。

    しかしこれってどうみても、解約防止の囲い込み戦略のひとつであり、お客さんの自由を奪っていることになりますよね。

    そこで、総務省は各社に「ユーザーが望むならSIMロックを解除してあげなさい」という改善命令を出したわけなんです。

    それ以降、au、docomo、Softbankは各社で販売している端末のロックを解除してどこの会社でも使えるように、SIMフリー機にすることが義務化されました。

    しかし各社はできれば自分の会社のスマホを使って欲しいわけですから、「いつでもロック解除するよ」と大々的にはうたっていません。

    総務省からの警告も「お客さんが望めば」という条件がついていますので、あくまでわたしたちが、「ロック解除をしてくれ」と言わなければ案内はしてくれませんので、注意が必要です。

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    格安SIMはSIMフリー機じゃないと使えない?

    昨今でてきたmineo(マイネオ)やLINEモバイルなどの格安SIMを利用するには、当然ながらロックが解除されているSIMフリー機じゃないと自由に使用できませんが、例外も出てきています。

    SIMフリーじゃなくてもいい例外

    最近、格安SIM会社の公式サイトをみていると、「au回線そのまま使えます」などのうたい文句がかかれていますよね。

    あれをみると混乱するかも知れませんが、例えばLINEモバイルのdocomo回線には、以下の2つの特徴があります。

    • docomoの電波が届くエリア(サービスエリア)で使える。
    • docomoで購入した端末であればはSIMロック解除しなくてもそのまま利用できる。

    au、SoftBankも同様です。

    SIMフリーにするためのSIMロック解除は基本的に有料ですから、その費用と手間さえも抑えてしまおうという戦略なわけです。

    さすが格安SIM!そこまで格安にしちゃうのねって感じです。

    というわけで、その回線が使えるのであれば無理してロック解除する必要もありません。

    しかし、格安SIMって自由に会社を乗り換えられるのも魅力の一つですよね?であれば、ロック解除はしておくことをオススメします。

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    白ロムとは?

    白ロムとは

    次に白ロムについてです。

    では、ここで少し携帯電話とSIMカードについてお話ししておきましょう。

    携帯電話機はSIMカードを挿入しないと、3Gや4Gでの通話や通信ができません。

    SIMカードには携帯番号や回線情報等が書き込まれており、それを端末に挿入することで初めて携帯電話機として機能します。

    また、解約時にはSIMカードを抜きますよね。すると端末に登録されている電話番号を本体ロムから消去することなります。

    ロムが消されて白くなったということで、白ロムという呼び方をするんです。

    しかし、この説明方法ですと誤解を生む場合がありますので、補足しておきます。

    解約された状態の端末のこと

    SIMカードが挿入されていない状態のことを白ロムといいますが、単純にSIMカードが入っていなければいいというわけではありません。

    きちんとした解約手続きを行った上で、端末上の電話番号や写真などのデータが跡形もなく消えている状態でなければ白ロムです。

    つまり言い方を変えれば、白ロムは「誰かが一度契約したことがる中古スマホ」のことになります。

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    格安スマホ購入時に気をつけたいポイント

    では実際のオンラインショップでの表記を一緒にみながら、ポイントを解説していきましょう。

    Apple 【SIMロック解除済】docomo iPhone8 64GB A1906 (MRRY2J/A) レッド

    タイトルには「docomo」と書いているので、docomo版かと思いきや、SIMロック解除済みとも書いていますよね。

    そこで、出品者のコメント欄をみますと、以下のような記載があります。

    ★正規アップルストアのSIMフリーと同じ機能です。 SIMロック解除済みの SIMフリー です。 
    ★新品未使用品です。   ★本体代金支払い済み。残債なし。   ★外箱記載内容物(標準セット)新品時購入した付属品が全てつきます    ★注文が確定すれば、当日発送を心がけております   ★初期不良・修理・サポート等はお手数ですがお客様ご自身でAPPLEショップ持ち込みて対応願います。

    つまり「元はdocomo版だったけどロック解除しましたよ」ということだと思いますが、念のため確認しておくべきでしょう。

    【中古】 docomo iPhone SE 16GB RoseGold ローズゴールド 赤ロム永久保証! 白ロム

    このパターンはどうでしょう。

    詳細欄をみると以下のように記載されています。

    ★税込送料無料
    ★ご注文が確定いたしましたら、丁寧に梱包し、迅速・確実に発送致しますので、どうぞ安心してご注文下さいませ!
    ★赤ロム永久保証!安心してお使いいただけます。
    ★docomo
    ★docomo iPhone SE 16GB RoseGold
    ★IMEI:355441071724964
    ※複数台在庫がある為、こちらのIMEIの商品が届くとは限りません
    ★付属品:本体/箱/ケーブル/アダプタ※イヤホン、SIMピンを含む冊子類が欠品しています。
    ★状態:液晶面、側面は比較的綺麗な状態です。背面にキズが複数あります。Apple IDは削除済みです。(画像を確認下さいませ。)
    ★年中無休ですので即日発送致します。配送業者の集荷時間までにご購入を確定頂ければ、関東まで翌日着が可能です(一部地域を除く)
    ※修理、その他設定方法などは、アップルストアにてご対応願います ※併売しているため在庫切れの場合はご容赦ください。

    IMEIという製造番号が記載されているのは親切ですね。

    赤ロム永久保証ということは、ネットワーク利用制限などはかかっていませんという意味になりますが、SIMフリーではありませんので、au系の格安SIMでないと利用できないということになります。

    ところで、この赤ロムって何?って思いませんでしたか。

    おまけ:端末の状態を色で表すことも

    業界では端末の状態を表すのに色を使いますが、白のほかにも以下の4つがあります。

    • 分割が残っていると赤ロム
    • SIMカードが入っていれば黒ロム
    • 紛失や破損による解約状態が灰ロム
    • ショップに到着したばかりの半黒ロム

    それぞれ詳しくご紹介しましょう。

    分割が残っていると赤ロム

    今はほとんどの方が端末を分割払いで購入しているかと思いますが、その残債が残っているとネットワーク利用制限と呼ばれる足かせが働いてしまい、実質利用できなくなります。

    この状態のことを業界では赤ロムと呼んでいます。

    赤ロムかどうかの確認は以下のサイトから行うことができますので、例えばネット販売されている中古スマホの場合、端末番号が記されていれば自分で調べることもできます。

    NTTドコモ:ネットワーク利用制限携帯電話機確認サイト
    au:ネットワーク利用制限携帯電話機について
    ソフトバンク:ネットワーク利用制限携帯電話機について

    サイトのみかた

    記号の意味は以下のとおりです。

    ○:支払い済み。△:支払い中。×:通信制限中(赤ロム)。

    △の場合は赤ロムになる危険性があります。逆に✕でも、契約者が支払いを済ませれば○に変わる事もあります。

    SIMカードが入っていれば黒ロム

    まだ契約中で書類上持ち主が存在し、SIMカードも挿されている状態の携帯電話機を黒ロムといいます。

    普通に使用中ということですね。駅の落し物コーナーに届けられたものは黒ロムということになるわけです。

    紛失や破損による解約状態が灰ロム

    端末が大破して使用できない状態のものは、解約を余儀なくされるものの電話番号などの記録が端末に残った状態になります。

    この状態のことを白と黒の間という意味で灰色ロムと呼びます。

    完全に業界用語で、この状態のものが店頭に並ぶことは、例えジャンク屋であっても並ぶことはありません。基本的には。

    ショップに到着したばかりの半黒ロム

    これも業界用語ですが、ショップに到着して在庫となった状態の端末を、これから契約するという意味合いで半黒ロムといいます。

    しかしこれはショップ店員でもまず使わない用語です。

    SIMフリーと白ロム

    用語だけみればそんなに難しくはありませんが、実際みてみると意外と混乱しますよね。

    記載されている情報をきちんと整理し、不明な点は購入前に必ず確認するようにして安くスマホをGETしたいですね!

    では、また。Peace Out!